新チームを作る時はディフェンスの練習から始めよう

こんにちは。ダーウィンのひろみちです。

あっという間に半年サボってました。でもまたサボります。

はてさて、学生チームの代替わりの後など、チームをこれから作りあげる時はまずなによりディフェンスの練習をしたほうがいい理由をご説明します。個人目線じゃなくて、チーム目線でね。たぶん当たり前のことしか言いません。

 


1.前提

2.ディフェンス、オフェンスの特徴

3.考察

 


1.前提

①アルティメットはオフェンス有利なスポーツ

②上手くなる時は悔しい時や失敗した時

 


これはいいですかね?

一応説明しておくと、

①スペースに対して7:7が少ないからでしょう。うまいチームになると基本TOは起きないキープ合戦になる。

1:1目線でいうと、パスは通ることの方が多い。

②失敗するから課題が出てきて修正することができる

 


2.オフェンスとディフェンスの特徴

じゃあ、オフェンスとディフェンスに分けて考えてみます。

 

2-1.オフェンスの特徴

・つまずいてたら、点が取れないから絶対反省する。つまずく環境が必要。ディフェンスが強すぎてもいい。

・ディフェンスが弱いと、せっかく練習してても、走りながらのスロー練と同じなので意味がない。

・2人くらい鬼上手い人がいたらそこそこのレベルまではなんとかなっちゃう。場合によっては一人でも。だから後回しでもいい。

・チームで決めた動き方をちゃんと頭に残せれば、そんなに何回も繰り返してもしょうがない。オフェンス有利だから。強いディフェンスとやることがなにより重要。だから後回しでもいい。

そんなわけで、縦軸を成長、横軸に相手のレベル、を置くと以下の図になります。

f:id:TokyoDarwin:20210104141059j:image

 

 

2-2.ディフェンスの特徴

・相手オフェンスが弱いと勝手に落とす。

・ディフェンスの失敗は気づきにくいし、誰の失敗かがきちんと役割分担できてないと課題がわからない。ディフェンスの脳みそレベルを上げておくことで、練習での課題掘り出しが可能。

・相手のオフェンスが強すぎると反省のしようがない。

・風のおかげ、相手のミスのおかげ、など、自分たちに起因しない反省も多い中、自分たちの力でTOできた時にのみ成功体験が得られる。

・みんなフリスビー見てるし、オフェンス好きな人が多いから(ひろみち調べ)、反省の議論になりにくい。勝手にディフェンスレベル上がる環境になりにくい。

そんなわけで、縦軸を成長、横軸に相手のレベル、を置くと以下の図になります。

f:id:TokyoDarwin:20210104141459j:image


3.考察

・ディフェンスが強いチームを作ると、ディフェンスにとってもオフェンスにとってもプライムゾーンとの練習が常日頃からできる。

・これさえできておけば、全ての練習がさらに有意義になります。

・結局、アップにしろなんにしろ、味方と勝負?することが死ぬほど多いので常日頃から、強いディフェンスと当たる環境作っておけば、オフェンスが勝手に上手くなる仕組みになります。

・ようは、ブイブイ言ってる4年生の先輩を困らせてあげることがチームにとって一番重要だ。ということです。

 


以上です。

ありがとうございました。

2021年もよろしく!